人と同じでマジメな企業とチャラチャラした企業があります。
チャラチャラした企業が調子に乗ってる様子をながめるのは楽しいけど、結婚(投資)するならマジメ系企業がいいよねって話です。
マジメ系企業の見分け方。ポイントは3つ。
- ひかえめ(決算見通しはひかえめなのに実績で見通しを若干上回ってくる)
- 苦しくてもコツコツ(外部環境が悪くてもコツコツ利益を上積み or 横ばいでしのぐ)
- マメ(細かい情報開示がマメ)
1つずつ深掘りしてきます。
ひかえめ
ひかえめで慎重な性格の企業。
決算は最大限に悲観的な予測をして十分にハードルを下げる。
そして元のハードルの高さを少し上回る高さを飛ぶ。
すると見てる人(投資家)にはかなりジャンプしてるように見える。
これってサラリーマンも同じ話だと思います。
予算をいかに下げるかが大事で、予算を下げることに成功したら、毎月その下げた予算を少し上回って実績を積み上げていく。
すると上司におおやるなっ、アイツに任せておけば数字は間違いないなって思わせる。評価あがる。
やっぱ必ず結果を出す企業や人を頼りにしたいですよね。
具体例を出します。
持ち株のダイトが4/14に第3四半期の決算を出しました。
結果は当初の減益予想から一転、20%増益の上方修正です。うーんひかえめマジメ企業。
ちなみに発表前の4/12の僕のブログで「固め固めで数字を出してくる企業で、結果として予測を上回ってくることが多いのでサプライズで株価が上がってありがたい」という話をしましたが、その通りになりました。
これが1つ目。
苦しくてもコツコツ
外部環境に左右されないのは大事です。
僕が参考にするのはリーマンショック時の動き。
どれだけ業績に変化があったか見ます。
上はダイトのリーマンショック時の動き。赤線が変化です。
利益は3割ほど減ってしまってますが、しっかり黒字を確保。かつ売上は増収になってます。
この手法は企業の不況耐性を見るのにいいです。
ダイトは医薬品メーカーなので不況耐性がMAXなのは分かりますが、平時には判断が難しい企業もあります。
そういう企業は過去をさかのぼって見るのはいいですね。
(コロナの今も完全に非常時なので今決算を見るのもいいですが)
マメ
マメな男はモテるといいますが、それは企業も同じ。
何考えてるかわからない不審な企業よりも、ちゃんと報告してくれる企業の方が信頼できるし愛着もわくってもんです。
株は美人投票とも言いますが、容姿(事業の派手さ)だけでもないんですね。
性格(マメ)さも大事。
ダイトはお世辞にも美人とは言えない地味な事業ですが、上で書いたように素晴らしい実績と信頼。
それに加えてマメさもまずまずです。
今回の決算発表に合わせて、「品質保証棟の新設に関するお知らせ」というお知らせを写真付きで出してくれました。
写真付きというところがポイントで、一定規模の投資の目的や概要は書いても写真までは載せてくれないことも多いです。一般投資家目線で良い。
まとめ
以上、ダイトの決算に関連して普段感じてることでした。
「マジメな企業と結婚しなさい」
ただあえてチャラ男を選ぶやり方もあり、一部チャラ男をポートフォリオに入れ込んでます。
が、基本はマジメ系男子でそろえたいところ。
それでは。Go for it!