年賀状の枚数。それは人間力を測るバロメーターだと思います。
特に20年くらい前、メールもSNSも一般的でなかったころ、『年賀状の枚数=人気度』でした。
学生時代の悲しい思い出
学生時代の悲しい思い出があります。
元旦。
配達された年賀状を振りわけると、各兄弟で集まる枚数が全然違う。
特に一番上の兄の枚数がすさまじく、まとめると数センチの厚みに。
一方で、僕に来るのは「先生から」など非オフィシャル品を無理やりカウントしても数枚。。
家族に「コイツ少なっ!」て思われるのが恥ずかしくて、郵便屋さんが来ると真っ先に取りに行ってました。
つらいのが、その兄は『誰にも出さないし、来る相手にも返事出さないと決めてる』と豪語していたこと。
え、何それカッコいい。。そんな石原裕次郎みたいなスタンスでそんな来るの!?
兄に出す友人は、”たとえ返ってこなくてもいい。それでも兄に贈りたい”っていう無償の愛的な感じ?
こちとら、さほど親しくない友人に対しても、全力で絵を描いて返信してるんですけど!
年賀状。それは子どもに個人の人気格差をまざまざと見せつける残酷なイベントでした。
(そういう意味ではバレンタイン=女子人気を映す鏡。年賀状=男含めた総合ランキングみたいな感じですね。)
今年の年賀状が0枚に
それで本題。
ついに本年の年賀状が0枚になりました。
今まで細々と来てたのは2枚。
高校時代の友人が1枚。
あと1枚は、毎年一言だけ「期待してます。」と書いて送ってくる上司。
ついにその期待もついえたのか、無くなりました。
別に年賀状なんぞあっても無くてもどちらでもいいですが、『もう今年は出さなくていっか』って不必要ボックスに仕分けされたのが悲しい。
こっちは送ったよ!けどもう返信してこないで!気休めの返事なんていらない!
年賀状の枚数、平均は19.3枚/人(2020年用)
気になって「年賀状 平均」でググったところ、年賀状の平均枚数は19.3枚/人くらいみたいです。
仕事上の付き合いが仮に半分あったとして、10枚/人くらいでしょうか。
0枚の僕が言うのもアレですが、思ったほど多くないですね。
ちまたの予想どおり、2003年の34.9枚をピークに年々減ってきているみたいです。
やっぱもうSNS全盛の時代に、年賀なんて。ねえ。
ちなみに10代⇒10枚、20代⇒20枚、50代⇒50枚というように、年齢を重ねるごとに交友関係が増えて、自然と枚数も増えるのが一般的らしいです。
僕の場合
10代⇒数枚、20代⇒2枚、30代半ば⇒途絶える
でした。人生って統計通りにはいきませんね。だから人生は面白い。
年賀状0枚のひとー!恥ずかしがらないで!
この記事は、同じ年賀状0枚の人。また少なくて恥ずかしがっていた過去の自分に向けて書きました。
大丈夫。年賀状なんてやっつけ仕事にしてる人がほとんど!
嵐も去ったし、そのうち虹のかかった空が広がるよ!
でも最後にこれだけは言いたい。
返信用の予備買って損した!
それでは。Go for it!