遅ればせながら、鬼滅の刃を観ました。(まだ2話までです)
すでにマンガを読破している奥さんと、2歳前の子どもとアニメを初視聴。
ところが、あまりのグロさにちょっと引く私…
途中から一緒に観ている子どもに悪影響が出ないか気になって、内容よりそちらにハラハラしてしまいました。
「他の親御さんはどう考えているのかな?」
と気になって調べた所、かなり多くの方が鬼滅の暴力描写を心配されているようです。
そこで鬼滅は子どもに悪影響か?というのを考えてみました。
【結論】未就学児(0~6歳)には悪影響があると考える
結論、暴力描写の悪影響があるので、未就学児(0~6歳)には見せるべきではないと思います。
(一方で、鬼滅の良さ(”優しさ”、絆”)を教えるのに、双方できっちりコミュニケーションがとれる7歳以降は見せて良いのかなと思います。)
悪影響があると考える理由
子どもの特徴の1つに何でもかんでもマネをするという所があります。
リアルだけでなくテレビの内容でもダンスやら歌やらをとりあえずコピー。
子どもにとってマネることは、その行動をすることで何が起きるか確かめようとしているとのこと。
(外部リンク:子どもの成長は、真似をするところから)
つまり理解するために同じすることをする必要があるということなんです。
この時期に激しい暴力描写なんて見せたくないですよね。
作中で気になったシーン
気になったシーンをいくつか挙げていきます。
- 冒頭の家族惨殺(つらい…)
- 鬼がヌチャヌチャと音を立てて人を食う(エグい…)
- 鬼の「胴と首」の分離(ビックリ)
- 鬼が禰津子を足蹴にする(女の子に手あげちゃダメ!)
いや~ドラゴンボール・幽遊白書・るろうに剣心など見てきましたが、正直どのバトル系アニメより断トツにグロい。。
絵のアニメ感が強いのでそこまでリアルに感じませんが、同じ描写を、劇画感の強い例えば井上雄彦さんや森田まさのりさんが描いたら少なくともジャンプ連載はアウトでしょう。
さすがに殺戮や食うシーンをマネるとは言いませんが、例えば鬼が禰津子を蹴るシーン。
十分マネる可能性がありますよね。
一方で、鬼滅の刃の素晴らしさや特徴として、”優しさ”、”絆”などが描かれているといいます。
(まだ2話なのでそこまで至ってません。2話まででも炭治郎は優しいと思いますが。)
ただ炭治郎のその心を未就学児が完ぺきに理解できるとは思えません。
目の前で繰り広げられるのは、暴力をより強い暴力で解決するさま。
(冨岡義勇の言っていた『生殺与奪の権を他人に握らせるな!』というのは『暴力で相手より優位に立て』という意味ですよね。)
少なくともそうした優しさや絆といった概念が理解できる、もしくは教えることができる年齢くらいまでは見せるべきでないと思います。
まとめ
以上の点から、僕は子どもに『見せない』を選択します。
大きくなってから作品の中身について話し合いながら観ることできればいいですね!
それでは。Go for it!
※余談ですが、僕はたけし映画や、こちらで記事にした作品なども好きです。但し、あくまで分別ある大人のエンタメとして笑