サムネイルの絵。かわいいですよね。
良く見るとゴリラにバンダナかぶせたり、エイリアンが眼帯してたりとシュールな絵で、独特のタッチがクセになります。
これは『クリプトパンク』という仮想通貨で取引できるデジタルアート作品で10,000点限定で流通されてます。
キモカワな図柄で人気に火がつき、さらには金余りの近年、投機の金が流入して価格が高騰。
な、なんと左上の1番人気のクリプトパンク(左上)は2億円相当の仮想通貨で売りに出されてます。(右下は3,000万超)
『情報はいずれ資本を逆転する』
取引の記録はブロックチェーンで保障されるので、購入した人の所有権は明確になるとのこと。
だから何?って感じですね。もう訳がわかりません。
10,000体限定といっても単純なドット絵なので、だれでも2、3日ペイント使って根詰めて書けば、ほぼ同等のコピー作品を作れますよね。(何ならサムライにバンダナかぶせて10,001体目作り出したろかみたいな)
絶対的な価値を持つ純金も、「埋蔵量に上限がある」ことが価値の裏付けだったと思うんですけど。。
誰でもコピー出来て無限に生み出せるものに、これだけの価格が付くっていうのは、逆に今まで絶対的価値を持っていたものの信任も薄れていくんじゃないかと思ってます。
もはやいかに『これは価値があると思わせる』かが重要で、人をそう思わせるよう情報を操ることが一番重要な気がします。
最近読んだこの本では『情報はいずれ資本を逆転する』と書かれてました。
具体例はコチラ。
株式市場ではトレーダーが株の売買をしてますが、テクノロジーが進化して自動で売買するようになり、かつ「人間以上にシステムの方が賢い」という共通認識ができると、そのシステムによる取引を疑う人が少なくなります。その状況では、システムがはじき出す答えを書き換えられる立場にある存在は、実質的に価値そのものをコントロールできます。
『未来に先回りする思考法』佐藤航陽 著 一部抜粋
すでに人工衛星から小売店の駐車場に止まってる台数を調べて、そこから売上→利益→株価をはじき出すAIが出てる話もあります。
Googleはせっせと無料のアプリを提供し人々の行動を把握しています。
人々の興味趣向は検索で、世界の地形はGoogle earthで、道はGoogle mapで。
最後のピース”人の動き”は現在開発中の車で。着々と情報を掌握しています。
株式投資は今後全てGoogleでいいかもしれません。
それでは。Go for it!