いきなりですがこの本を読みました。
甘っちょろい!金は金だ!という人には受け入れられない本。
一方で僕はこの本を参考にしてこれからは楽しく資産を増やして、楽しく消費&情報発信していこうと思います。
それは個人投資家のリスクヘッジとしても必要。
どういうことなのか?その理由を以下に書いていきます。
なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?
まずタイトルのゴッホとピカソの話はこの本の主題ではありません。触れてるのは最初の数行だけ。
気になる方のために書いておくと、ピカソはお金の本質を知っていたのでは?と書かれてます。
具体例を2つ挙げます。
1つはピカソは買い物をする時に好んで小切手を使った。それは当時から有名だったピカソの小切手が銀行に持ち込まれずに大事にタンスにしまわれることを見越してのことだった。結果、換金されずにピカソはタダで買い物が可能でした。
またピカソはあるフランスの有名高級ワインのラベルをデザインした。その対価はお金ではなくデザインしたラベルのワインで支払われた。ワインメーカーはピカソのデザインが評判を呼べば呼ぶほどそのワインの価値が高まるし、ピカソは自分の評価が高まるほど持ってるワインの価値が上がるというwinwinの関係。
つまりお金の達人はお金を使わない。
これらのエピソードから「お金=信用」だということがわかります。
お金は国が信用を与えてた→ネットで弱体化
金本位制が崩れてお金がGOLDに変換できなくなり、国がお金に信用(お墨付き)を与える時代へ。
ところがグローバル化・ネット化で大企業が国境を越えて企業のお金(Amazonポイントなど)を発行する時代に。
さらに楽天などは社内公用語で英語を使い、経済・文化ともに国の存在感は低下の一途。
そして企業の次は個人の時代になる。たとえばSNSなどで個人金融する時代。たとえば中国ではもうビッグデータを使って相手の与信調査が始まってるみたいですね。買い物履歴・SNSやブログでの発信内容などなど。
たぶん先日書いたスマートコンタクトとかもあいまって一瞬で相手を解析できる時代になる。
つまり個人の持つ信頼や価値創造がいっそう大切な時代になるとのこと。
貨幣の価値は下がっていく
以前読んだホリエモンの本に書いてましたが、AI技術が進むと人の仕事が無くなり働かなくて良くなる。
格差が開いてベーシックインカム(最低保証額)が導入されるかもしれない。
またモノをもたない経済も拡大してます。シェアリングエコノミー。
さらには想いや共感だけでお金を集めるクラウドファンディングも隆盛を極めてます。
つまり貨幣が介在しない経済圏が拡大しているということ。
そんな風になってくると貨幣の価値は相対的に下がっていく。
よく投資すべき理由として、インフレが進むから現金で持つのは損なんだよ!投資して増やすべし
という話がありますが、その投資対象も非貨幣経済圏の拡大で相対的に価値が下がっていく。
物々交換ならぬ、スキルスキル交換のように、みずから価値提供できるような人間にならないといけない。
「投資家はリスクヘッジとしてブログを書くべき」と書いた理由はこれです。
別にブログじゃなくても何でもいいです。筆ペン書道のデザインで相手に喜んでもらうのも価値提供。
あなたはどんなことが出来るの?ってことですよね。
まとめ
なので好きなことをとことん極めるのはホントに大事だと思います。
自分の子どもにも好きなことだけ伸ばしなさいって教えていくつもりです。
これからの時代、何かに尖ったところがないとより良く生きていけないと思います。
逆にどんな小さなことでも突き詰めれば仕事に出来る時代。
それでは。Go for it!