チーズの本を読んでいたら、むかしカマンベールチーズにハチミツを付けて食べていたことを思い出し、チーズ欲がメラメラと再燃してきました。
本を読むと”チーズの王様”なる文字が。
イタリア産の『パルミジャーノ・レッジャーノ』です。
名前めちゃくちゃカッコいい。
ひとめ見て、あ、こりゃこのチーズとは長い付き合いになるなと思いました。そして初心者でも最高のものを最初に体験することが色んなことで重要だと聞いたので、調子乗っていきなり1kgの塊を購入したところ、あんまりおいしくなくて一転困ってしまっています。
ビギナーさんは、はじめて買う時は小分けで買うことをおすすめします。
パルミジャーノ・レッジャーノとは?
イタリアで作られる水分を飛ばした硬いチーズ。
熟成に1年以上、長いものだと5年以上熟成させるそうな。
長いこと熟成に時間がかかると、その間の牛のエサやら製造機やらキャッシュだけアウトしてしまいますよね。やっていけません。
なのでイタリアの大手銀行ではパルミジャーノ・レッジャーノの現物を銀行の担保にしてお金を借りることができるそうです。
コチラで実際に保管してる30万個のチーズ、200億円分を貯蔵してる写真がありました。圧巻です。
パルミジャーノ・レッジャーノの大きさは?
実物の写真がコチラ。右は250mlのビールです。
デカいです。ネットで注文したときは、デカすぎるかな・・食べきれるかな・・と不安でしたが、届いた現物をみたらますます不安になりました。
ただ驚くなかれこれはホールサイズの1ピースでしかありません。
ホールは1個30kg以上するとのこと。
チーズ本体に刻印されてます。カッコいい!
パルミジャーノ・レッジャーノお味は?
とにかくはじめて対峙するモノ。食べ方がわかりません。
とりあえず先っぽのほうをナイフで切ってみます。
まずはそのままいただきます。
まず食感。ん・・?ボロボロです。。
ハードタイプだから当たり前だ!とチーズ上級者からはお叱りを受けるかもしれないですが、普段ベビーチーズ(プロセスチーズ)とかナチュラルチーズでもカマンベールやモッツアレラなどモチモチクリーミーなチーズを食べ慣れてる僕からするとボロボロは味気ない。。
そして味そのものはどうか?
辛い。なんかすごく塩味が強いんですよね。ただ成分表示を見ると塩1.6g/100gなので、すごく多いわけじゃない。もしやこれが熟成された塩味なんでしょうか。
モンモンとしながら食べすすめ、上の写真の量を食べきるのが精いっぱいでした。
削ってみた
ホントだったら今ごろ至福の時間に包まれていたはず・・
ザっと見てまだ97%以上残った巨大なチーズを前にぼうぜんとする僕。なんとかこれを消費する算段をつけねば。
ということで削ってサラダに散らしてみることに。
おろし金でこんな感じに。
書き忘れてましたがパルメザンチーズはパルミジャーノ・レッジャーノを削ったものらしいです。
なので写真は自家製パルメザンチーズ。
再び食べてみます。・・うんうん。
そのまま食べるよりは。おいしいです。
ただなんでしょう。普通の安い粉チーズの方が美味しいかも。わざわざ4000円出さなくても500円で買えたかも。
まとめと保存方法など
最後には赤ワインと一緒に食べたりしました。
うんうん。そのまま食べるよりはおいしいかも。でもむしろワインだけでもいいかも。
奥さんからはパルミジャーノレッジャーノの放つ強く芳醇な香りから一定の距離を置かれるなど、なかなか思ってたのと違う展開になりました。
あと保存方法などを調べましたが、ラップで断面を覆って冷蔵庫で保管。
購入してから『2~3週間で食べきるようにしましょう』とのこと。
残された時間・・・あと21日(進捗率:5%)
それでは。Go for it!