最近豪雨による災害が増えていますよね。
悲しいことに、亡くなる方の中には、車の中に閉じ込められた方も少なくないようです。
下は産経新聞の記事です。
(【台風21号】半数が「車中死」「まだ大丈夫」が危険…すぐに車外へ)
車が立ち往生している間に浸水し、扉が開けられず亡くなった方も。
もし自分や大切な家族が同じ目にあったら、、と思うと恐ろしいですよね。
我が家も小さい子どもがいるので心配です。
そこで今回車脱出用ハンマーを購入しましたのでレビューします。
なぜ車脱出ハンマーが必要なのか
まず初めにその理由をお伝えします。
60cmの高さになると水圧でドアが開かない(通常の約5倍の力が必要)
水位が30cmものさし×2本分の高さまで来ると、水圧でドアを開けるのに通常の5倍の力が必要です。
(JAF検証:https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/submerge/door)
女性の力では厳しいかもしれません。
少なくとも子どもやお年寄りにとっては難しいでしょう。
但し、完全水没すると逆に圧力差が無くなって開けられるという結果も出ています。 もし開かなくなった場合は落ち着いて行動しましょう。
さらに90cmの高さになると窓が開かなくなる(電気系統破損により)
さらに90cmまで水位が上がると、窓が開かなくなる可能性があります。
(JAF検証:https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/submerge/submerge-test)
理由は、電気系統が破損してパワーウインドウが使えなくなるからです。
僕の子ども(2歳弱)の身長が80cmです。
子どもの背丈を見てると、90cmくらいまで上がることはあり得るかなと感じます。
車脱出ハンマー【購入した2種類】
購入したのは2種類です。
- しっかりしたゴツめのハンマー(自家用車常備用)
- 携帯型ハンマー(キーホルダー型:鍵に付ければレンタカーなどでも使える)
しっかりしたゴツめのハンマー(自家用車常備用)
重さは一般的なハンマーと同じくらい。
やや重いので、遠心力を使ってしっかり仕事をしてくれそうです。
通常のハンマーと違い先端が尖ってます。
なんか凶器になりそうですね。。
以前話題になった、煽りドライバー撃退用にも使えそうです笑
うちは自家用車が2台あり、それぞれの車内の目立たない所にこれを備え付けてます。
携帯型ハンマー(キーホルダー型:鍵に付ければレンタカーなどでも使える)
続いて携帯型です。
僕は仕事の都合上、レンタカーに乗る機会が多いです。
レンタカー屋さんに行く度に、上のゴツいハンマーを持ち込んだらマズイですよね。
このハンマーだと手軽に携帯でき、大きさは車のカギと同じくらいです。
手のひらに収まるサイズ。ポケットに入れても気になりません。(実際持ち歩いています)
重さもかなり軽いです。
携帯型ハンマーでガラスを割ってみる【実証動画】
ただこの携帯型ハンマー、ホントに窓ガラスなんて割れるの?と思われるかもしれません。
窓ガラスを割る
論より証拠。
この脱出ツールは購入すると検証用ガラスがついてきます。
それを割る実証実験したのがこちら。
すごい破壊力ですよね。
どうもこの小さい穴の部分を強く叩きつけると、突起状のものが出てくる仕組みになっているようです。
シートベルトも切れる
このハンマー(ツール)、シートベルトカッターも内蔵されてます。
金具部分を少し強く引っ張ると、刃が出てきます。
シートベルトの生地が手元に無かったため試していませんが
こういう機能があると万が一ベルトが外れなくなった場合でも安心です。
まとめ
以上、車脱出ハンマーについてご紹介しました。
地球温暖化で、間違いなく大雨による災害は増え続けていきます。
万が一に備えてみてはいかがでしょうか。
それでは。Go for it!