ローカルニッチな話題ですみません。
先日市内のある図書館に行ったら「熊延(ゆうえん)鉄道」という鉄道の特集がされてました。
1912年から1964年まで運行してたらしい。
路線は「南熊本」を起点に「御船」~「甲佐」を経由して終点は「砥用」まで。
熊本に縁ある人はイメージ出来るかもしれませんが砥用まで通ってたというのが驚き。なかなか山の中です。
どうやら最終的には九州を横断して宮崎の延岡まで通そうと画策してたらしいですが経営悪化で断念。
『九州横断』の構想は国が高速道路に形を変えて引き継いでます。今、御船にほど近い嘉島JCTから延岡JCTまでを建設中。高千穂のあたりの高架橋も進み始めています。
当時の写真いろいろ
御船に映画館があったんですね。東映。作品はよく分からんけどヤクザものっぽい。フィルムは南熊本から運んでいたらしい。
南熊本駅。今では豊肥本線のいち駅ですが、昔は熊延鉄道が乗り入れるハブ駅だったんですね。
驚いたのが外観。今の駅舎と同じ。調べると戦争の大空襲を避けて奇跡的に残ったそうな。
ちなみに今の南熊本駅(インスタからお借りしました)。同じ。
駅のホーム。右側の「化血研血液銀行」の看板が気になる。調べると昔、献血が普及する前は「売血」として輸血用の血を銀行に売ってたらしい。「売血」、めちゃワルそうな響き。喧嘩、タバコ、シンナー、売血!
化血研(現KMバイオロジクス)。何かと不祥事多いですが、昔から県内で幅を利かしてたんですね。
レポートは以上です。
それでは。Go for it!