少し前に行ったトコですが写真整理してたら出てきたのでブログにのせます。
宮本武蔵が晩年に『五輪書』を書きあげたという熊本市西区の金峰山周辺をまわりました。
近くには武蔵だけじゃなく夏目漱石にかかわる史跡もあります。
剣豪と文豪の両方の風を感じられる場所なので興味ある人は吹かれにいってみてはどうでしょうか。
武蔵グッズが充実してる森の駅【金峰森の駅みちくさ館】

武蔵がこもった洞窟『霊厳洞』に近いこちらの施設。
他にお客さんは1人もいませんでした。係の方も室内で事務作業に没頭されてました。

入ると武蔵コーナー。アップで撮るの忘れましたが、奥の左側に武蔵が作ったという木太刀があります。松井家(八城城主)の証明書付きでした。

ご存じ五輪書。
巻物に巻かれててこれぞ武蔵直筆のオリジナルだと言わんばかりの雰囲気を出してます。ただwikipediaで調べると原書は火災で焼失してるらしいですね。てか歴史上重要なお城や資料ってかなりの確率で焼け落ちてますよね。やっぱ戦の数に対して、消防制度や装備が十分じゃなかったんでしょう。もったいないですね。

奥に行くと昔の道具コーナーが。写真は馬鞍。馬に腰掛けるやつ。
モリっとしてていい感じ。
夏目漱石の小説『草枕』ゆかりの峠の茶屋

この家が『おい、と声をかけたが返事がない』という夏目漱石の「草枕」の一節に出てくる茶屋のモデルらしいです。店員にオイと声かけして許される時代。今は完全アウト。でも今も文豪は言うのかな。北方謙三とか伊集院静とかは言いそうだし言い続けてほしい。
ちなみに写真の茶屋は近年に復元されたもの。

本当の茶屋の位置は、復元された茶屋から少し丘を登ったところ。写真が元々あった場所。

公園内に茶屋をイメージしたお食事処がありました。
対応してくれたのは、おそらく小学校低学年であろうお店の息子さん。
小さいのに「店内でお召し上がりですか!?」とシャキシャキ店番をしてて可愛かったです。
車で寝てる子どもを見ている奥さんの分も合わせ、2つソフトクリームを買ったところ、お店の中で「ヒソヒソ・・1人で2つ食べるのかな??ヒソ・・」とお母さんと困り顔で相談してるのが丸聞こえで面白かったです。

何かをつくる大釜。読んだけど何をつくるのかわからなかった。
まとめ

以上、金峰山の旅でした。
雰囲気のあるところですし、近いので車で2ヵ所かんたんに回れます。
歴史や小説が好きな方はおとずれてはいかがでしょうか。
それでは。Go for it!