九州百名山をすべて登るぞプロジェクト。
仮に1年に5回登ったとしても20年もかかる計算なので年に5~10回は最低登りたい。しかも暑くもなく寒くもないこの季節は数を稼ぐチャンス。前回からあまり間が空いてませんが行ってきました。
ただ前日の暴飲の影響で、とにかく眠かったので県内の低い山を探して当日の朝に決定。
ということで今回は熊本県玉名市の二ノ岳です。
二ノ岳データ
- 場所:熊本県玉名市
- 標高:685m
- 登山時期:10月中旬
- 服装:上半袖に長袖の羽織物、下スパッツ。
- トラックタイム(往復):1時間20分(上り:40分、下り:25分、休憩:15分)
- おすすめ度:☆☆
- しんどさ:☆☆
- 危険度:☆
スタートは野出公民館を目指そう
登山口はとにかく野出公民館を目指して下さい。その辺りまで来たら看板が色々と出てます。
野出公民館の向かって右側に写真のような路地があります。
見にくいですが看板に「二ノ岳登山駐車場」と書いてます。路地の先を行くと駐車場です。
公民館のそばにガソリンスタンドがあります。そのとなりが登山口。
目指すはあの可愛らしい山。
登山道 【二ノ岳】
本格的な登山のはじまり。基本的には山頂まで写真のような木の階段がずっと整備されてます。
で、この階段の登りけっこうキツい。なんでかなーて登りながら考えてたんですが、階段の場合だと、土の地面にくらべて、つま先が突っかかってコケてしまうので、段差ギリギリじゃなく少し余裕を見て踏み上がるんですよね。その少しがジワジワと体力を奪っていってるんだろうなと推察してます。
まだ序盤なのに写真のような40°(体感)くらいの傾斜が長く続きます。結構きつい。
二ノ岳、完全に舐めきってました。昨日飲んだ酒が体内から蒸発していきます。
そんなくじけそうな時にそっと背中を押してくれる言葉。字体に味がある。
登山って人生に見立てられることが多いからか、けっこう人生訓みたいなのを見かけることが多いですよね。総じて「そのままでいいよ」とか「1歩ずつね」とかが多い気がします。山の人は弱った人や疲れた人にやさしい。
胸突八丁の坂
登っていくと現れた胸突八丁の坂。
『あなたは主役になれますか?』
との超挑戦的なコピー。しかも平均的な人は3分とまで書いてます。
これは3分以上かかったらあなたは平均以下ですよと書いてるのと同じ。
主役になれるも何も周囲に誰も居ませんが、コピーに扇動されてタイムアタックすることに。
(ちなみに先ほど体感40°と書いた傾斜がありましたが、こっちの傾斜の方がきついのにここでさえ32°でした)
頼むから誰も来ないでくれと祈りながら坂道をダッシュした結果
1分34秒でした。もしかしてこれは歩いたタイムを競うコースなんでしょうか?
あと散々煽った割には「ゴール」の看板がどこにもありませんでした。なのでなんとなく平坦な道でストップウォッチを止めました。平均の半分のタイムで登ったのに果たしてここはゴールだったのか?また主役にはなれたのか?色々わからずモヤモヤした結果に。
そんなことをしている間に頂上に。
山頂【二ノ岳】
到着。
綺麗だったのが金峰山。すっぽり眼下に見渡せました。
一方で残念だったのが海側。雲仙がキレイに見えるはずでしたがド曇り。
あと特徴的だったのは風がハンパじゃなく強かったこと。登山入口と山頂では体感温度が3℃くらい違うので厚手の羽織物を持っていくことをおすすめします。
ということで二ノ岳でした。片道40分で登れるにもかかわらず結構しんどい所もあるので、高い山を登るための腹ごなしに登るのは良いんじゃないかなと思いました。
帰りに寄った「草枕温泉てんすい」からの写真。下山後にすっきり晴れ、雲仙がキレイに見えました。
それでは。Go for it!