ひなびた温泉街にその宿はあります。
今回紹介するのは熊本/日奈久にひときわ輝く温泉、金波楼(きんぱろう)。
とにかく圧倒されるのがその歴史を感じる建物。外観だけでなく内装がまたカッコいい。
正直もっと知られていい場所だと思います。国の重要文化財。おすすめ。
ひなびすぎた温泉街日奈久にその宿はある(金波楼)
場所は熊本/日奈久。八代市内から車で20分ほど南下したところ。電車だとおれんじ鉄道の『日奈久温泉駅』で下車。
日奈久温泉なかなかDeepなスポットです。
街を歩くと
日奈久ちくわの味のある直営店や
小池かな?それとも紗栄子のほうかな?ママが気になる極シブスナックがあります。
つげ義春の漫画に出てきそう。
そんな温泉街に突如現れるのがコチラの金波楼。
ドン!大迫力。街の主の風格。辺りで異彩を放ってます。早速入館します。
金波楼【館内・料金とか】
エントランスの扉はあけっぱなし。重みのある建物とは裏腹に開放感があって入りやすいです。
オシャレですよね。あと古い建物なのに中は清潔感であふれてます。かなり手を入れているのがすでに入口の時点でわかります。
入口の右側が受付です。感じのいいご主人が迎えてくれました。
「写真とってもいいですか?」とお聞きしたところどうぞどうぞと快く勧めてくれました。
流れを把握されたとっても良い方。
この温泉驚きなのが料金が安いこと。1人500円です。
そのへんの銭湯なら500円でも普通かなと思いますが、これだけ歴史がある建物で、敷地も広くて手入れも大変なことを考えたらもっと高くても僕はいいかなと思います。
ちなみに2歳の息子と行ったんですが息子は無料。タオル2枚買って計700円でした。
奥に中庭があります。
中庭を眺めながらの廊下。ウットリ。
突如、不自然かつ無秩序に現れるタイル張りの手洗い場。
ここだけ少し雰囲気が違う。おそらく昔何かしらに使われていた名残だと思う。
脱衣所。清潔です。
肝心のお風呂ですが、内湯と露天風呂と1つずつです。
露天風呂。広さは満員電車なみに肩が触れ合うほどギチギチに入ればたぶん50人くらい入れます。
開放感あふれる露天風呂を満員電車に例えると分かりにくいですかね?言い換えるなら、すでに4人くらい等間隔を空けて入浴していてプライベートゾーンが形成されていたら、もう新参者は参戦するのをためらうくらいの大きさです。
なぜこんなつたない説明するかと言うと、中に人がいらっしゃってお風呂の写真が撮れなかったからです。
温泉の写真が見たい方はこちらの公式サイトからご覧ください。
僕らが温泉に入ってる間、いらっしゃったのは3名くらい。特に露天風呂は誰もおらず、ゆっくりくつろげました。
そんなわけで金波楼は良いぞ
ということで日奈久の金波楼でした。
大好きな温泉でよく行っています。マゲを結っている男が湯に浸かっていたらそれはsushi-samuraiです。
是非お声かけ下さい。
おまけ。超巨大な人力車。玄関に飾ってます。学生横綱くらいまでなら乗せられそう。
それでは。Go for it!