普段スーパーで選ばないものを買ってみることを自分に課しています。
今回はコオロギチップスです。
Let’s 昆虫食!
なぜ今コオロギなのか
突然ですがみなさん、地球の食糧事情マジメに考えてますか?
現在の地球の人口は78億人。僕が学生時代は60億人と教えられましたがスゴイ勢いで増えてます。
2050年には98億人にまでなるとのこと。
こうなると問題になるのが人体に必須のタンパク質。人口増加にともなって肉や魚の需要が急増。
供給が追いつかなくなる「タンパク質問題」が2025~2050年にやってくるのです。
そこで救世主とされてるのが昆虫食。エコで高タンパクの奇跡の食材、昆虫。
近い将来「今食べているタンパク質の約3割が昆虫に置きかわる」とも言われてるんです。
そこで今回は大の虫嫌いのsushi-samuraiが、いつか来たる昆虫食ブームにそなえ、早めに体をアップデートしておくぞという企画です。
コオロギチップスってどんなの?
パッケージはコチラ。
コオロギをデフォルメした線画が何とも言えず食欲を減退させます。ほんのり塩味。もし味付けしなかったらどんな味がするんでしょうか。
価格は30gで450円。カルビーのポテトチップス(うすしお)が60gで130円くらいだから、ポテチと比べて約7倍くらい高い。
コオロギ30%配合。とりあえずビギナーはこの辺からでしょう。ゆくゆくはコオロギ70%くらいまでは食べられるようになりたい。健康スナックを自称してるだけあって添加物は少なめ。
気になる栄養素は?(コオロギチップス)
気になる栄養成分はこんな感じ。大事なところなので、比較表を作ってみました。
「コオロギチップス(ほんのり塩味)vs Calbeeポテトチップス(うすしお)」成分表(10gあたり)
コオロギチップス (ほんのり塩味) | Calbeeポテトチップス (うすしお) | |
---|---|---|
カロリー(kcal) | 53.3 | 56.0 |
タンパク質(g) | 1.5 | 0.5 |
脂質(g) | 3.1 | 3.6 |
炭水化物(g) | 5.0 | 5.4 |
食塩相当量(g) | 0.3 | 0.1 |
カルシウム(mg) | 6.0 | - |
鉄(mg) | 0.3 | - |
ビタミンB2(mg) | 0.0 | - |
ビタミンB12(μg) | 0.1 | - |
カロリー・脂質・炭水化物は僅差ではあるもののコオロギチップスに軍配。そして注目はやはりタンパク質。ポテチの約3倍含まれてます。てかポテチってタンパク質入ってるんですね。そっちにまず驚き。
あとカルシウム・鉄・ビタミンなどポテチに入ってない栄養素もある。ただ単位がmgとかμ(マイクロ)gだからほぼ人体に影響与えないレベルだと思われます。
さすが昆虫食。全ての項目でキングオブスナック、ポテトチップスを上回ってます。
いざ実食
前置きが長くなりました。いざ実食です。
開封したところ、ムムムどす黒い。なんとなく(グロく)コオロギっぽく感じるのは先入観ですか?バイアスですか?せっかく楽しいおやつタイムだというのにまったく気乗りしません。
皿に取り出しました。うんやはりどす黒い。部屋の照明が汚れてきたからではないはず。薄目で見るとなんとなくコオロギの盛り合わせに見えてくるのでやってみて下さい。
こんなグロい色してるのに着色料つけなかった開発部門の強気を称えたい。いずれはコオロギが食卓に並ぶときが来るんです。これくらいの色味は我慢(順応)してくださいねっていうことでしょう。
ではいただきます。
・・パリパリ。パリパリ。バリバリ!バリバリ!
いま虫を喰らってると思うとなんか野生の血がたぎってきます。アブノーマルスイッチオン。
味はというと・・「しおせん」です。ただその奥に若干のエグみがある感じ。食感も「しおせん」のようにパリッといかずに、若干モサッとします。
結果おいしいのか?
うん!まあまあ美味しいです。
上で書いたように若干の違和感はあるんですが、ほぼ「しおせん」とそん色ないレベル。何枚か混ざっていたとしても気付かないんじゃないかな?と思います。
あとチップスから想定するにちょっとコオロギってちょっと苦みがあるんじゃないかなと思いました。
これからも来る未来に向けて体をアップデートさせていきます。
みなさんも良かったら是非。それでは。Go for it!