8年間優位だった保有株パフォーマンスが直近2ヵ月の日経平均怒涛の値上がりで一気に逆転された話

株の話題



最近ブログに一生懸命で株に目をかけられてない状態。

久しぶりに(約2ヵ月ぶり)にパフォーマンスを取ると、日経平均がとんでもなく値上がりしててこりゃ天井も近いんじゃないかなという話です。


まずタイトルの話、下のグラフを見てもらえると早いです。

8年優位だった保有株パフォーマンスが直近2ヵ月の日経平均怒涛の値上がりで一気に逆転された話(そろそろ天井?)

2013年5月1日以降の週単位でのパフォーマンスです。

(目盛は一番右が2020年11月3日となってますが、幅が狭く表示できていないだけです。グラフ値の一番右は2021年3月12日の終値を示してます。また冒頭で書いたとおり、集計するの約2ヵ月サボっていたので直近のグラフの角度が急になっています。)


8年間優位を保った保有株が、日経平均の異常な値上がりによって、直近たったの2ヵ月で逆転されています。


8年以上株の勉強と売買に金と時間を費やしてきたのに、8年前に日経連動の投資信託をポンと買った人に負けたのは無惨。。

もうひとつわかるのは2018年くらいからTOPIXと日経平均の差が開きすぎているということ。

TOPIXと日経平均の差は、過去の投資報告でも書きましたが、「短期売買を目的とする投資家が、流動性の高い日経平均銘柄を購入しているため」ということが一番の理由のよう。


東証1部でも1日の売買ほぼゼロのお地蔵さんみたいな銘柄もありますからね。動かざること山のごとし。

なので流動性の話はなんとなく納得することころではあります。


日経平均の値上がりはバブル?


じゃあ日経平均はバブルなのか?

何はともあれPERで比較しましょう。


僕の友人のために書いておくと、PERは時価総額を純利益で割って算出するもの。

企業が稼ぐ純利益の何倍の価値になっているかを示す指標です。


PERには実績PERと予想PERがあります。

実績PERは直近の実績純利益で割ったもの。

予想PERは今期の予想純利益で割ったものです。


予想PERは以下の通り。


<予想PER>

  • 2013年5月1日(7年前) 18.84
  • 2021年3月12日(現在) 22.79


こう見るとかなり割高ですね。18倍で買われてたものが22倍になってるわけなので。


さらにこの2013年5月1日時点は割とPERが高めな時だったようで、そこから1ヵ月もたたないうちに15台に低下。

そこからなんと7年間18台に上がることなく14~16台をウロウロしています。

こちらのサイトでチャートを”ALL”にしてもらえると分かりやすいです。)


僕は株価はなんでもあり得るというスタンスなので、今後さらに上がり続けて3万、3万5千円になる可能性も全く否定しませんが、少なくとも過去のPERから見ると高く買われてるよねっていう事実です。


なぜこれだけ買われているのか?コロナ明けの収益に期待してるからでしょう。

つまり企業の予想純利益が低めに見積もられていて、今後予想を超えた利益を出すと思われている。


確かにコロナが明けたら政府がバンバン景気浮上キャンペーンを打つでしょう。

人々も今まで外出規制された鬱憤がたまってますから、それが一気に発散されとんでもない消費エネルギーになる可能性はあるなと感じます。


ただ、果たしてどこまで良くなるでしょうか。


仮に平時がPER15.0として、現在は22.79。倍率は約1.5倍です。

つまり予想利益が1.5倍高く修正されないと過去の平時のPERには戻らない訳です。


コロナが明けた。または明けそうとなった時、皆さんは200万の新車購入の予算を300万に増やしますか?

盆と正月の年2回の家族旅行をGWも行こうと3回に増やすでしょうか。

(旅行は普通にそれ以上増えるかもしれませんね)


このあたりの未来予想図肌感覚の成否が、今後の日経平均の読みにつながるような気がします。

まとめ


いかがだったでしょうか。

僕は日経に逆転され過去の勉強が数字上で否定されようと、個別株投資はやめません。

なぜなら個別株は楽しいからです。(最近はサボってますが)


平均は森を見ているようで捉えようがないですよね。

木が育つのを見るほうが目の掛けがいがあります。


今後もブログで日常の楽しいこと。株のことも綴っていきます。


それでは。Go for it!