納豆が藁(わら)に包まれているのはなぜ!?昔ながらの納豆を食べながらお伝えします

かんたん料理


愛すべきタンパク質。納豆。


低カロリーかつ計算しやすいタンパク質量(約10g弱/パック)から

一般家庭のみならず、一部の筋肉愛好家たちにも熱烈な支持を受けていますよね!


さてタイトルの件、納豆が藁(わら)に包まれているのはなぜなのか?

茨城の方々は道徳の授業で習うかもしれませんが、その他地域では意外と知られていないのが事実。


たまたま水戸納豆をもらったのでそれを食べながらお伝えします。

納豆が藁(わら)に包まれているのはなぜ!?


理由は、藁(わら)に納豆菌が多く付着しているから


簡単に言うとこういうことです。

その藁(わら)についた納豆菌で大豆を発酵させます。


納豆の作り方


そもそも納豆ってどうやって作るかというと


・大豆を煮る

  ↓

・40℃くらいの状態で納豆菌と付着させる

  ↓

・24時間くらい寝かせる


というのが世界一簡単な納豆の3段論法です。


そしてこの納豆菌が多く含まれるのが、藁(わら)という訳なんです。


※納豆菌自体は土壌や空気中など自然界に広く存在しています。


納豆の起源


ではなぜ納豆菌が藁(わら)に多く含まれていると発見されたのか?


所説ありますが

一番わかりやすいのが、偶然説ですね。


よくチーズの起源として…

アラブの商人が牛乳を水筒に入れて持ち歩いていた所、いつの間にか固まっていた。
食べてみるとアラ美味しい!チーズでした!

という話がありますが、あれと全く一緒です。


昔ある武将が戦の時に保存食として大豆を携帯していた。

大豆はそのままだと固くて食べられないので
煮たあと、冷ましてから藁(わら)に包んでいた。

ある時、急な戦が起きて、煮た大豆を冷ますヒマがなく
仕方なく温かいまま藁(わら)に包んで出発した。

戦が終わり藁(わら)を開けてみると…大豆は香ばしい納豆に変わっていた。


というものです。

※その他、弥生時代説(竪穴式住居の床に敷き詰めていた稲わらで大豆が発酵した)もあります。

水戸納豆(一部)は本当に藁(わら)で作られている


スーパーで売られているパック納豆は、容器に大豆を入れたあと納豆菌を振りかけてます。

ただ入手した水戸納豆は本当に藁(わら)で作られてました。

贈り物で戴いたのでその写真をご覧ください。

納豆が藁(わら)に包まれているのはなぜ!?本物の水戸納豆を食べながらお伝えします

藁(わら)。


納豆が藁(わら)に包まれているのはなぜ!?本物の水戸納豆を食べながらお伝えします

キャー!

ホントに直に納豆が入ってる!


納豆が藁(わら)に包まれているのはなぜ!?本物の水戸納豆を食べながらお伝えします

藁(わら)からそぎ落とすの大変でした。。

わら納豆は時間がある時に食べるのをおすすめします。


ライスにオン!

藁(わら)の風味がほんのり。

美味しくいただきました。


まとめ


以上、納豆が藁(わら)に包まれている理由と実物の写真でした。


偶然って面白いですねー。

ノーベル賞級の発見も別の研究をしてて、たまたま発見されることもありますが。

人生何が起こるかわからないです。


ちなみにこの記事のURLは natto-origin です。


それでは。Go for it!